「ホモデウス」を読んでみた感想。これから流行るものがわかります。

スポンサーリンク
ホモデウスを読んだ感想これから流行るのは?好きなこと・モノ

どうも!なおパパです。

「ホモデウス」を読んだのでそれについて感じたことを書いておこうと思います。

 

ぶっちゃけると、この10年くらいの中で1番難しい本でした。

 

それぐらい、書いてあることが難しいし、結構残酷な真実がたくさん書かれているので気が滅入ったのも事実笑

 

寝る前に読むと10分で眠ることができました笑

それぐらい急激に眠くなります。

 

適当に読んで覚えてることをメモ的に残しておきます。

難しい本を読みたいって方はおすすめです。

私も、読んでは立ち止まり調べてメモってメモを作ってかないとよくわからなくなる感じです。

 

現代文の大学入試の文章を読むような気持ちでいったほうがいいかもしれません。

この本は、「俺たちってなんとなく生きてるけど、実は世の中って「こんな感じ」で成り立ってるよね。歴史を振り返っても「こう」だよね。で、きっとこれからは「こう」なってくんじゃないかな。そうはなってほしくないけども」

というような「 」を詳しく説明したお話の本です。

 

主張に対していろんな歴史的文献だったり、科学的根拠だったり、説明が入ります。

 

スポンサーリンク

ホモデウスで覚えてること

・宗教

・科学

・自由

・データ

この4つについて書いてあることが印象でした。

私はそんなに頭よくないので解釈が間違ってるかもしれないのでご了承ください。そして細かいことはご自身で調べることをおすすめします。

 

ざっくりいっちゃうと、その時代でパワーやお金や力をもってるのは人を意識の苦しみから解放してあげられる「物語」を語れる人

 

時代によってトレンドが変わるけどこれからは「データ教」が流行ると主張されています。

 

 

 

「人間は、動物だし、たくさんの人をコントロールするには「神」だったり物語が必要」

なのですごく昔には村に神様がいて崇める形で成り立っていました。「生贄」とか「祈祷」で豊作を願ったり。

 

で、「民衆を抑圧する社会の諸力を神秘的な力で合理化し、抑圧への抗議とその克服の希望を超越的な「救済」に解消してしまうことで、結果的に社会の抑圧構造を維持する装置となる。

マルクスは「宗教は民衆のアヘン」だっていったみたいですね。

 

 

要するに、人間ただ生きてるだけじゃしんどいんですよ。「意識」があるから。

「意識」があるから「生きる意味」とかいろいろ考えちゃうんですね。

そこでやはり物語が語られて意識の苦しさから開放されれば気持ちが楽になるわけです。

 

気持ちを楽にするのが「宗教」だったんですね。

科学が生まれて宗教からトレンドが変わる

で、「神様バンザイ!」でいけてたのが、人間が頭よくなって科学力をたかめたため

物事を科学的に考えるようになっていきましたと。

そこでトレンドが動いて「科学力」がパワーをもつようになったと

「あらゆることは科学的に説明できる」というのがトレンド

 

AとBだったらどっちにお金を募金しますか?

 

A「なんとなくこっちが正しいと思います。心の中の神様がいっています」

B「こっちが正しいです。心理学実験に基づいて立証された法則に基づいています」

 

 

確実にBのほうがお金を集められますよね。

という感じで科学が力を持ち始めたって書いてあったと思います。

 

今は自由主義がトレンド

今は「自由」がトレンドで「自由を謳歌」する存在が「神様」になれる気がします。

「家柄」「性別」「国籍」「職業」「住む場所」「生き方」などをすべて自由に選択するって感じです。

当然「競争」も自由です。金を稼ぎたい人はとことん稼げる感じです。

 

「好きなことをして生きよう」って現代の宗教だと私は思います。

「自由そうにいきいきと生きている」姿に人は魅了されると思います。

 

だから、アイドルとか、ビジネス系サロンとかたくさんの人を集められると思うんです。

実際ネットでは「信者」とか宗教ではないのに言葉を使ってますよね。

 

日本って無信仰な国だけど「宗教的な存在」は誰しもあってそれに対してはみんな惜しみなく金や時間を使うよな〜って。確かに!って読んでて思った。

 

薬物はダメっていっているけど、実はみんな「心をすがれるもの」「心のよりどころ」を自然と求めてますよね。

それを「熱狂して好き」とか「趣味」とかきれいな言葉に言い換えてるだけな気もするんだけど。

 

これからはデータ教。データが神様になるらしい

で、これからはデータ教が流行るみたいです。

2020年の段階でももう、その傾向はありますよね。

車でどこかにいくときはナビを使うし、物を買うときはレビューをみるし

Googleやアマゾンやアップルやアリババのような企業にたよらないと生きていくのは難しくなっちゃいましたよね。

 

というように、膨大な量を駆使しそのアルゴリズムやAIを活用して人を支配できるようなデータを管理するごく少数の人たちがこれからの世の中は神様になるでしょうってのかこの本の主張でした。

読み終えて

普段、考えないことを考えさせられてすごく頭が疲れたよね笑

あれですよ。

簡単に言うとこれからも人を「キューンってさせてポワーンとさせる」事柄だったらお金が集まるんじゃないかなと思いました。

身近な例だとじつはそれが「いいね!」だったり「バズ」なのかなぁと。あとは「恋」とか「憧れ」とか「羨望」とか「自由の獲得」

そのデータとか周期性をtwitterとかfacebookは持ってるんだから恐ろしいわな

興味があればぜひ!

 

「読んでみたいけど、2000円もするのか・・・」と思った方は「オーディブルの無料体験」を使うといいですよ。

最初の1冊目は無料できけるのでかなりお得です。(オーディブルは返品もできます)

私は無料体験を使ってしまったのでこの方法は使えませんでしたが、まだ無料体験をしてない方はためしにつかってみるのもいいかもしれません。