動画と本
最近本を読むことが増えたせいか、Youtubeなどの動画をみても前ほど刺激をうけなくなった。要するにおもしろく感じないんですよね。
忙しくて本を読む暇がない時期は「動画おもれぇ」「ためになるなぁ」とか思っていたけど本の方が自分の世界に入り込めることがわかってきました。
どしても動画だと作り手の感覚が直接伝わってきて映像を感知して処理してきますよね。
なので解釈が限定的になってしまう気がします。
本だと自分の世界に入り込んで自分なりのイメージとか想像のなかでの映像を作り出していってることがわかると思います。
現実から離れて深く入りこんでいける感じです。
この入り込んでいくってのがめっちゃおもしろいんだなと思いました。
小説とか登場人物の顔とかキャラクターを自分なりにあてこんで想像して読めるじゃないですか。
でも同じ本を他人が読んで自分が想像しているイメージ像を他人が描いたものと照らし合わせたら多分違う顔とかキャラクターになってると思うんですよね。
つまり、動画っていうのはわかりやすいんだけど、自分としてはできあがったものをみるって感じなんですよね。
文字だけの本はいったん頭に落とし込んで頭の中で絵を描いてそれを自分なりに噛み砕いていくって作業があります。
ここに動画と本との大きな違いがあると思うんですよね。
自分は洋楽が好きなんだけどそれも同じようなことが言えるかもしれない。
邦楽は歌詞が日本語だから歌詞の表現が頭に入ってきてしまうので、そこで限定されてしまう。
解釈が限られてしまうと楽なのでつまらないなぁと感じてしまうのかも。
英語で歌われてると何をいってるかわかんないので音とか雰囲気とか自分個人が感じたものに身を委ねることができる。
なので自分は洋楽が好きなんだと思います。
想像の余地を残してあったほうが物事楽しめるのかもしれない
例えば、ブログっていうのは顔が見えないのが案外よかったりするわけです。
文体で描いてる人のイメージをして読むのがやっぱいいのかなと思います。
ブログなどの文章を読んでいて「あぁきっとこの人はこんな感じなんだろうなぁ」と思い読み続けてくほうがロマンがあっていい気がする。
ミッキーマウスの中身はみないほうが楽しめるのと一緒で。
確実に人間が入ってるのはわかってるけど、そこは触れないでみんな楽しめてる。
なので、何かを楽しむときは「そこは知らない方がたのしめるんじゃないのか」ってラインを意識しておくといいと思うね。
女の子とご飯を食べるとき「もしかしてこの子は自分に気があるんじゃないか」と思って食べたほうがうまいにきまってる。
そうやって頭を誤魔化して麻痺させて日常をすごしていったほうがマシな気がします。
通勤時いつも謎の動きをしてる人とか謎の格好をしてる人とかいたりしないだろうか。
それだって答え合わせをしちゃったらつまらない。
「あの人はきっとこうなんだろなw」って思っている間がおもしろかったりする。
スマホが発達した時代に生きるからこそ
スマホですぐにイメージを手に入れられる時代だからこそ活字を読み続けていきたい。
そんなにすぐに答えを知ってしまうと暇な私は時間が余ってしまうかも。
旅系の小説など非常におもしろい。
行ったことがない都市などを文字の描写だけで想像を膨らませていくことになるから。
数年後実際にそこにいって答え合わせをしたらとてもおもしろいと思う。
じっくり頭で描いていたほうが暇を潰せる気がするのだ。
本を読んだ方がいい理由5つとかそういうのは別にどうでもよくで
そういうふうにブログを書くとなると、SEOで上位表示を狙ってキーワード選定して商材をすっと設置してとかなんか飽きてしまっている。
もうそういう流れをギャグで書いてみるのも楽しいかもしれない。
本を読む1番の肝は想像力・妄想力なんだろうね。
以上終わりでんす。